教習所で「試験中」の63歳女性、電柱に激突や脱輪などで横転
アルゼンチン・ブエノスアイレス州で2023年6月7日の朝9時過ぎ、ラヌス市にある教習所のクランクコースで、誰も予測しなかったような事故が起きました。
運転していたのは63歳の女性。
緊張しすぎたのでしょうか、教習所が当局に提供し、同国のメディア『Infobae』が紹介した映像では、ハンドルさばきがどうにもおぼつかない様子で、脱輪したり、縁石にぶつかったりしています。
さらに、ブレーキとアクセルを間違え、パニックを起こしたのかもしれません。
急にハンドルを切ると縁石を乗り越え、緑地のど真ん中を突っ走ると、最後は電柱に激突して横転。運転席側を下に、車はやっと停止しました。
同メディアが、当局から提供された動画がこちらです。
女性は自力で車から出られず、通報により駆け付けた民間消防団、および地域ボランティアの救助隊員に助け出されています。
シートベルトを着用していたため、軽傷で済んだことは幸いだったそうです。
なんとこの時、女性は運転免許証取得の「試験中」だったとか。
つまり、それなりに練習は積んできたということになります。
社会としては、この女性が「車の運転なんて私には無理。もう懲りごり!」と免許証取得を断念してくれると安心なのですが、どうでしょうか…。