「母乳差別を受けた」 空港で起きたトラブルに、母親が「気分を台無しにされた」と訴え
生まれたばかりの赤ちゃんにとって、母乳は大切な栄養源です。
母乳で子育てをしている母親は、時には外出先でも授乳をする必要があります。
その授乳をめぐり、海外でとあるトラブルが物議を醸しました。
発端となったのは、歌手や女優として活動しているキキ・パーマーさんのツイート。
パーマーさんはアメリカ・テキサス州にあるヒューストン空港で、「母乳差別で気分を台無しにされた」と訴えたのです。
Breast milk discrimination at the Houston airport ruined my mood. I should’ve popped my tit out right then because the discretion and comfort of pumping is thwarted with threats to throw out over 16oz my babies food?!?!!! Why is that not a crime??
— Keke Palmer (@KekePalmer) June 12, 2023
I’M A MOTHER for crying out…
パーマーさんは、同空港で職員から、機内に持ち込もうとした453mlの母乳を捨てるように言われてしまいました。
国際線の飛行機を利用する場合、液体の持ち込みは100mlまでと定められています。
ですが、一般的に母乳やベビーミルクは、機内で必要になる量に限り持ち込みが可能。手荷物とは別に検査員に申告する流れとなっています。
パーマーさんは、機内に母乳を持ち込むことを認められなかったことに、「なぜこれが犯罪とならないのか」「母親だというのに」と腹立たしい気持ちをあらわにしました。
パーマーさんの出来事に、SNS上では「他の空港でも同じ問題を聞いたことがある」「母乳は100ml規定の対象外だということを、職員が知らなかったのでは」といった反応が上がっています。
パーマーさんは、2023年2月に第1子を出産していました。