葬儀中に現れたのは、亡くなったはずの本人
今、ベルギーのリエージュに暮らすある男性のドッキリがTikTokで注目を集めています。
動画を投稿したのは、トーマス・フォウトさん。
友人であるデヴィッド・バーテンさんの訃報を受け、葬儀場に向かったそうです。
そこには喪服に身を包んだ、多くの参列者の姿が。
棺の到着を待っていたところ突如として、1機のヘリコプターが空から舞い降りて来ました。
中からカメラマンとともに降りてきたのは、なんと亡くなったはずのデヴィッドさんだったのです。
@el.tiktokeur2 Tu nous as eu on t aime mon ami on est content que tu es parmis nous ❤️❤️#pourtoii #fyp #fypシ @Ragnar_le_fou ♬ son original – Thomas faut
「僕の葬儀にようこそ!乾杯!」と、元気に登場しています。
その様子に混乱する人や、携帯電話で動画を撮影する人、はたまた安堵で泣きながら駆け寄り、デヴィッドさんを抱きしめる人など、反応は様々だったようです。
@el.tiktokeur2 Tu nous a eu je te le jure j etais en pleure moi et apres j ai eu le choc poto on t aime beaucoup ❤️@Ragnar_le_fou @Leclercq Philippe #fyp #pourtoii #fypシ ♬ son original – Thomas faut
デヴィッドさんがこのフェイク葬儀を仕掛けた理由について、『NEW YORK POST』などによると、「かつて仲が良かった友人たちと疎遠になり、寂しかった。みんなに、『誰かが亡くなるまで待っていてはいけない』ということを伝えたかったのです」とデヴィッドさんは話しています。
その後、彼の元には親しかった友人たちから再び連絡がくるようになったそうで、「僕はある意味、このドッキリに勝ったんだ!」と喜びを見せています。
世間の人々の反応は、「確かに年齢が上がるにつれ、冠婚葬祭しか集まる機会がなくなる」「突然亡くなった父のことを思い出し、後悔しています」など様々。
NewSphereが動画の撮影者であるトーマスさんに当時の心境を尋ねてみると、「ただただショックでした」との回答をもらいました。
Instagramに「僕たちはあなたを愛し、常にそばにいるよ。何事もなく本当によかった」と書かれている通り、デヴィッドさんは誰からも愛される人柄なのでしょう。