「BGT」に出場したとにかく明るい安村 準決勝以降にネタを支えた「助演者」の存在

イギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント(通称:BGT)」。

歌手のスーザン・ボイルさんなどを輩出したことで知られる番組です。

2023年に行われた「BGT」には、日本でお笑い芸人として活動する、とにかく明るい安村さんが出場。

安村さんは、下着1枚だけを穿いてさまざまなポーズを見せた後、「安心してください。穿いてますよ」のセリフでネタを締める芸人として知られています。

今回の「BGT」で安村さんは、日本人初となる決勝進出。

英語でお馴染みのネタを披露する姿に、会場は大盛り上がりを見せていました。

ところで、安村さんが最初の審査員によるオーディション、準決勝、決勝とステップを踏むにつれて、演出に変化が生じていたことに気付きましたか。

最初のオーディションでネタを披露した時、ステージに上がっていたのは安村さんだけでした。

準決勝からは、安村さんのネタのシチュエーションに合わせて、助演者とでも呼べる人たちと一緒に壇上に上がっているのです。

例えば準決勝で披露していた「近衛兵で裸の姿勢」では、制服を着て敬礼する助演者4人が横に並んだ状態でネタを披露。

決勝でも、助演者の存在がありました。

「スーパーマン」では、マントに身を包んだ安村さんを、助演者6人が持ち上げて演出。

「悪党」でも、サングラスとシャツ姿の女性6人と共にネタを披露しており、シチュエーションに合わせてより演出が豪華になっていたのです。

もちろん、安村さん1人でネタを披露していた時も、会場は大いに盛り上がっていました。

準決勝からは、助演者とも呼べる人たちが登場したおかげで、よりネタの面白さが増したといえそうですね。

Text by 浅田 一