「介助犬が1匹で近寄ってきたらお願いです…」あるユーザーの切実な訴えがネットで拡散
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◆周知の進まない現状 同じ介助犬ユーザーから口撃も
「介助犬がひとりでいるときは助けを求めている」という事実は、ネットの人々にとって意外な発見となったようだ。コノートンさんのメッセージに対して寄せられた反応は、ほとんどが好意的なものだった。ただ、サンフランシスコの地元メディア『SFゲート』は、ある介助犬ユーザーから攻撃的な反応がみられたとも報じている。17ツイートを費やした長文を通じ、とくにライダーがユーザー本人の元を離れたことを問題にしている。犬アレルギーや犬を怖がる人もいるとの指摘だ。細かいケースにも懸念を示しており、ライダーが不在の間に救急車がコノートンさんを搬送してしまったらライダーが混乱するのでは、などと問題提起している。このユーザーは、その場で吠えて助けを呼ぶべきだと指摘している。
ただ、これは見識不足による誤解を含んでいるようだ。アメリカの介助犬団体のウェブサイトは、発作対応を行う介助犬は任務の一つとして、助けを呼びにいくことを教えられていると説明している。日本補助犬協会のサイトにも、不測の事態が発生した際、介助犬は人を呼びにいくなどの手助けをするとの記述がある。
ユーザーのいないひとりぼっちの介助犬を見かけたら、なにか緊急事態が起きているサインだと考えるのが良いようだ。