「さらに素晴らしい乗り心地に」スバル アウトバック ウィルダネス、米誌「あらゆる衝撃を吸収」

SUBARU

 エクステリアの印象からはかなり硬めの乗り心地を想像していたが、実際に運転してみるとそれが間違いであったことに気づかされたという。また、衝撃をソフトに吸収する一方で、ステアリングへの反応はレガシィと同様にキレがあり、素早いレスポンスを感じられたと同誌は振り返る。

 もうひとつ意外に感じられるのが、オフロードでの走行性を追求しながらも、オンロードでの性能がほとんど犠牲になっていない点だ。米モーター・トレンド誌(6月2日)が実測したところ、これまでアウトバックとしては最高のオフロード性能を誇ってきたオニキス エディションXTとの比較において、0-100キロ加速はわずか0.2秒遅れだったという。

 ウィルダネスはCVTのギアを変更したほかホイールを17インチとしており、こられがスピードの確保に貢献している模様だ。同誌は「テストの数値が裏付けるとおり、スバルは素晴らしい仕事をしており、売れ筋のこのSUVへのネガティブな影響を抑えている」と述べ、悪路・舗装路を問わず活躍するクルマだと評価している。

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Text by 青葉やまと