日産キックス2021年モデル、米誌「総合的にコスパ最高」
そのほか、ドライバー以外への配慮もMY2021で向上している。FOXニュースは、以前のキックスはセンターコンソール上に助手席用のアームレストがなかった点が不満だったと回顧する。本モデルではきちんと装備されたほか、後席のレッグルームも十分なサイズが確保されており、同乗者もいっそう快適な時間を過ごせる仕様となった点が大きなアドバンテージだ。
◆手頃な価格で訴求
こうした改良を施した結果、新モデルの価格は既存モデルをやや上回ることになったものの、それでもエントリーレベルの「S」で1万9070ドル(約208万円)という値段に抑えられている。米ドライブ誌は、近年2万ドル以下のレンジの車種において目覚ましいレベルの向上が見られるとしたうえで、新型キックスはそれを象徴する非常に良い例だと述べている。