「移住したい国」日本は2位 北米、東南アジアの人々から強い支持
◆首位カナダ、治安良く移民にも寛容
移住先として最も多くの国から人気を集めたのはカナダで、2位以下に倍以上の差をつけ堂々の首位となった。レミトリー社は要因について、治安が非常に良いこと、低い失業率を誇ること、そして移住制度の選択肢が多数あること、などが多くの人々を惹きつけていると分析している。さらに、フレンドリーな国民性と美しい景色もプラスになっているようだ。カナダを移住先ナンバーワンに挙げたのは、同じ北米に位置するメキシコのほか、ヨーロッパではイギリスとフランスなど、そして南アジアではインドとパキスタン、ほかアフリカの11ヶ国の計30ヶ国となっている。
◆2位日本は景観と治安で人気か
このようにカナダに魅力を感じる国が最も多いようだが、では当のカナダの人々はどこへの移住を望んでいるのだろうか? カナダで最も多くの人が選んだ移住先は日本であった。日本はカナダを含めた13ヶ国から移住先候補ナンバーワンの支持を集め、移住したい国2位となっている。レミトリー社は「(移住先別に塗り分けた)北米の地図を見ると、アメリカ人とカナダ人たちは日本での新生活を体験したがっているようだ」と述べ、遠く離れた日本への興味が強いことを報じている。日本を移住先に選んだのはカナダ、アメリカ、オーストラリアのほか、ヨーロッパではジョージアとモンテネグロ、アジアでは8ヶ国でタイ、台湾、フィリピンなどとなっている。