日本から29社「世界で最も革新的な企業100社」10社は10年連続
日本以外のアジア企業では、台湾と韓国が5社ずつ、そして中国が4社を送り出した。台湾からはASUSとフォックスコン(電子機器組立)、韓国からはLGとサムスンなどがそれぞれリスト入りしている。中国企業はファーウェイ、テンセント、シャオミなどとなった。アジアでは電子関連企業の勢いが目立つ。
ヨーロッパ企業では、バイオ・通信機器などが存在感を示した。ドイツ、フランス、スイスからは各3社がランクインしている。ドイツはバイエル(医療機器・医薬)、フランスはシュナイダー(電機)、スイスはロシュ(バイオ)などがリスト入りを果たした。その他西欧では、イギリスがARM(半導体)、カナダがブラックベリー、スウェーデンがエリクソン、フィンランドがノキア、そしてオランダがフィリップスなど2社をランク入りさせている。
地理的な分布に集中が見られ、リスト入りした企業は北米・ヨーロッパ・アジアの3大陸いずれかに属している。南半球からのリスト入りはなかった。また日米2ヶ国でトップ100の7割を占め、世界13の国と地域でトップ100企業・機関のすべてを占めている。