限定160台、マツダロードスター特別仕様車「スポーツベンチャー」英国で登場
エクスプレス&スター誌は「タコメーターのレッドゾーンまでふかすようにと誘うその自然吸気エンジンは、まるでボンネットの下で駆ける馬の一頭一頭の能力を余すところなく引き出しているようにも感じられ、また、6速マニュアルのギアボックスも操作する喜びに満ちている」と心地よいドライブフィールを表現している。
英オート・カー誌(6月3日)は、MX-5 スポーツ ベンチャーの小気味よいMTに満足した様子だ。「ギアスティックを2速から3速に入れたときのメカニカルなフィーリングに関しては、この価格で迫れるものはそうそうない」と感心している。
また、MX-5はスポーツカーでありながら、燃費の良さにも定評がある。今回登場したスポーツ ベンチャーももちろんこの特性を維持している。ここ最近のMX-5は、運動エネルギー回生システム「i-ELOOP(アイ・イーループ)」を搭載している。ブレーキ使用時のエネルギーを電力に変換して蓄電し、クライメートコントロールなど車内の電源の一部をまかなうしくみだ。マツダによるとこの機構で5%の燃費向上が可能だという。1.1トンと比較的軽量な車体重量とあわせて、ツーリングの経済性に優れているとオート・カー誌は評価している。