太陽が死んだ後、太陽系はどうなるのか? 6000光年先の惑星が示すもの
氏は「この証拠は、十分に遠い距離を周回する複数の惑星が、星(主星)の死後も存続する可能性があることを示すものです」「この星系が私たちの太陽系に似ていることを踏まえると、太陽が核燃料(核反応に必要な水素)を使い切って自滅する赤色巨星の段階で、木星と土星が生き延びることを示しています」と述べている。
◆地球の運命は
しかし、残念なことに地球は太陽とともに生涯を終えることになるかもしれない。
論文の共著者でもあるNASAゴダード宇宙飛行センターのデイヴィッド・ベネット研究員は、「太陽からかなり近いことから、地球の将来はそうバラ色ではないかもしれません」と述べる。
>次のページ 仮に地球から木星や土星への移住を試みたとしても…