世界で最も利用されているウェブサイトランキング 「検索」「動画」「新サービス」が上位に

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 データの視覚化を手がけるカナダのビジュアル・キャピタリスト社(以下VC社)は、月あたりの訪問数が多い世界のウェブサイト・トップ100を発表した。人気のあるサイトの特徴として、検索、動画配信、新サービスといったキーワードが見えてくる。グーグルなど世界的サービスが目立つなか、日本のショッピングサイトなども健闘しているようだ。

◆トップ10、グーグルなど著名サービスずらり
 10位までのランキングを抜粋すると、以下のようになる。アメリカ勢が大半を占める格好となった。カッコ内は順に、ドメイン名、月間訪問数、国を示している。

1位:グーグル(google.com、604.9億、アメリカ)
2位:ユーチューブ(youtube.com、243.1億、アメリカ)
3位:フェイスブック(facebook.com、199.8億、アメリカ)
4位:百度(バイドゥ)(baidu.com、97.7億、中国)
5位:ウィキペディア(wikipedia.org、46.9億、アメリカ)
6位:ツイッター(twitter.com、39.2億、アメリカ)
7位:ヤフー(yahoo.com、37.4億、アメリカ)
8位:ポルノハブ(pornhub.com、33.6億、アメリカ)
9位:インスタグラム(instagram.com、32.1億、アメリカ)
10位:エックスビデオ(xvideos.com、31.9億、チェコ)

 トップ2のグーグルとユーチューブは、どちらも同じアルファベット社が親会社だ。同社はグーグルニュースや各国版グーグル(日本版のgoogle.co.jpを含む)などのサイトを傘下に有する。これらを含め、トップ100サイト中に12サイトを送り出す存在感を見せた。

 なお、訪問数とは、サイトへの流入の数を示す指標だ。あるユーザが対象サイトにアクセスし、連続して複数のページを閲覧した場合にも、訪問数は1とカウントされる。また、閲覧するデータ量は本ランキングに影響しない。今回の集計はウェブサイトを対象としているため、たとえばアプリ同士で会話するチャットサービスなどは対象外だ。VC社は情報源として、イスラエルとイギリスに本社を構えるシミラーウェブ社が発表したデータを用いている。

Text by 青葉やまと