死亡宣告を受けた男性 火葬直前に目を覚ます
病院で死亡宣告されたインドの男性が、火葬される直前に息を吹き返しました。
死んだはずの男性が目覚める
インド・ラジャスタン州ジュンジュヌで、このほど医師から死亡宣告を受けたロヒタシュ・クマールさん(Rohitash Kumar、25)が火葬される直前に目を覚まし、火葬場の職員を驚かせました。
インドのニュースメディア『Times of India』によると、ロヒタシュさんは聴覚障害と言語障害を持っており、ホームレス収容施設に住んでいるとのこと。
そんな中で、ロヒタシュさんは現地時間の2024年11月21日に、てんかん発作を起こしてバグワン・ダス・ケタン地域病院に搬送されました。
心停止に陥り、医師から死亡宣告を受けることとなったのです。
この後医師は検視を行わず、必要な書類だけを作成しロヒタシュさんの遺体は病院の遺体安置室に安置された後に火葬場へと運ばれました。
ところが、今まさに薪が積まれた横に寝かされて火葬される寸前のロヒタシュさんが、突然目を開けて息を吹き返したのです。
ロヒタシュさんは火葬場の職員によって急いで病院へと搬送されて治療を受けたのですが、残念ながら翌日の早朝には息を引き取り、2度目の死亡宣告を受けることになったのでした。
ロヒタシュさんの火葬の準備に関わった職員は地元のニュースメディアの取材に対して「まさに奇跡のようでした。
彼は死亡宣告を受けたのに呼吸をして生きていたんです。その場にいたみんながショックを受けていました」と話していました。
後にロヒタシュさんの最初の死亡宣告に関わった3人の医師は定職処分となり、今回の件に関して、警察が正式に捜査を開始することになったそうです。