スーパーで水を買おうとしたら? 「よくわからない」と困惑したワケ
アメリカのスーパーで水を買おうとして戸惑った体験が、Xで注目を集めています。
投稿したのは、金光英実(@Hidemi_K)さん。
スーパーの水に困惑
アメリカの大型スーパーで水を購入しようとした際、同じ棚に並んでいる二種類の水を前に、思わず立ち止まってしまったといいます。
棚に並んでいたのは、緑色のラベルの水と、青色のラベルの水。
どちらも同じサイズで、価格も同一でした。見た目だけでは、用途の違いはほとんど分かりません。
売り場の様子をよく見ると、緑色のボトルのほうが数は少なく、よく売れているように見えたそうです。
そのため、金光さんは「みんなが買っているならこちらだろう」と、緑の水を選びかけました。
しかし、日本とは勝手が違うかもしれないと思い、念のためAIに確認したところ、「青が飲料用」という答えが返ってきたといいます。
実際、アメリカのスーパーでは、飲料水と蒸留水が同じ売り場に置かれていることが珍しくありません。
青いラベルの水は、日常的な飲用を前提とした飲料水で、ろ過や逆浸透膜などの処理が施されています。
一方、緑のラベルの水は蒸留水で、ミネラル分をほぼ含まないのが特徴です。
蒸留水は、加湿器やアイロン、医療用途などに使われることが多く、主に飲用以外の目的で購入されます。
日本のスーパーでは、「水=飲み水」という前提で売り場が構成されていることがほとんどです。
そのため、用途の異なる水が同じ棚に、同じ価格で並んでいる光景は、日本人にとってかなり分かりにくく映ります。
金光さんが感じた戸惑いは、海外生活や旅行を経験した人なら、一度は感じたことがあるかもしれません。
投稿の最後で金光さんは、「アメリカのスーパー、よくわからない……。」と率直な一言を添えています。
なお、結果的には青いラベルの水を購入したそうです。
海外の日常に潜む小さな違和感を切り取ったこの投稿は、アメリカのスーパー事情を改めて知るきっかけとして、多くの人の目に留まっています。




