顔がえぐられ… クマに襲われていた子供を助けようとした大人が死亡
画像はイメージ( Watts / Flickr )
かつて、カナダのブリティッシュ・コロンビア州で、一家の母親と長距離トラックの男性運転手2名がクマに襲われ死亡する事故が発生。
【動画】血は大量に噴き出しており… クマに襲われた男性が死亡
クマに襲われた男性が死亡
その詳細を、世界の動物による被害を集めたYouTubeチャンネル「FIERCE」が伝えています。
ある日レイ・キッチンさんは、仕事の合間にリアード・ホットスプリングス州立公園を訪れ休憩していました。
ところが突然、女性の叫び声が聞こえたそうです。
そこではアメリカ・テキサス州から旅行に来ていた一家の母親パティ・マッコーネルさんがグリズリーベアに襲われており、クマは彼女を押し倒すと顔面を切り裂いたほか、全身を激しく攻撃していました。
そんななか、13歳の息子ケリーさんがクマを蹴りながら「ママ、逃げて!」と救助を試みたほか、枝でクマを叩くなど母親を助けようと懸命に努めたといいます。
しかしそれに怒ったクマは、今度はケリーさんを標的に。
その頃には残念ながらすでにパティさんは息絶えており、ケリーさんと娘のクリスティンさんは泣きながらクマに応戦しました。
クマはケリーさんの腰を噛み砕き、「もうだめだ」と思った瞬間、格闘する物音を聞いたレイさんがやってきたのです。
彼はケリーさんを救おうと果敢にもクマに飛び掛かり、枝をクマのお腹に突き刺しました。
しかし狂暴化したクマはそんなレイさんの首と顔面を攻撃。
致命傷を負った首からは血が大量に吹き出し顔はえぐられ、間もなくして息を引き取りました。
駆け付けた救助隊はパティさんとレイさんの死亡を確認したほか、ケリーさんは応急処置を受けてドクターヘリで搬送され、一命を取り留めました。
ハンターらが現場にいたクマを射殺し、後にレイさんの遺族には当時の大統領から彼を称え、勲章が送られたということです。
この悲劇に対し、コメント欄には「クマに立ち向かうときは、命を捨てる覚悟が必要。だから見知らぬ人を助けようとした彼はかなり立派だと思う」「誰一人クマよけスプレーを持っていなかったの?」「自然は本当に美しいですが、決して軽視すべきではありません」「クマに遭遇したら『走って逃げたらだめ』と言うけれど、いざとなったら絶対にそうしてしまうと思う」といった意見があがりました。




