腕や足は引きちぎられ、バラバラに散乱した人骨が… クマに襲われた男性が死亡
画像はイメージ(johnrosner / Flickr )
遠くからはるばる旅行にやってきた男性に起こった悲劇の話題を、動物による被害を特集したYouTubeチャンネル「Final Affliction」が伝えています。
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クマに襲われた旅行者が死亡
被害者はイリノイ州から大自然の宝庫と呼ばれるアラスカ州へ、単身でバックパック旅行に来ていたアラン・プレカップさん。
観光案内所で立ち入りが制限されている保護区への滞在手配を済ませると、関係者に旅行ルートやスケジュール、訪問先を知らせ出発したといいます。
3日後、迎えの時間になってもアランさんはベースキャンプに戻って来なかったため、関係者はただちに捜索を開始することに。
さらに3日が経過しても、彼が見付かることはありませんでした。
ちょうどその頃、別のグループがハイキングに訪れており、関係者は行方不明者の存在を報告し、協力を依頼。
彼らはハイキングの最中、テントを立てて軽食を取りながら休憩していると、遠くから茶色い何かが段々と近付いてくることに気が付きました。
それがヒグマだと分かった瞬間、グループのメンバーは鍋やフライパンで大きな物音を立てクマを驚かせようとしましたが、気に留めず距離を縮めてきます。
そこで彼らは最低限の荷物をまとめて場所を移動することに。
しばらくして振り返ると、クマは彼らのテントを破壊し、残った荷物を荒らしているのが見えたそうです。
その後も足跡の匂いを嗅ぎながら後をつけてきたため、食料を置いて逃げようとするも、クマはそれには気にも留めず人間の匂いを追跡することに集中していました。
彼らがようやく狙いは人間だということに気が付くと同時に、クマも距離をどんどん縮めてきます。
しばらくの間クマとこうした状態が続いたのち、森林管理局の職員による助けを得た彼らは事情を説明。
職員から「人肉を食べたことがあるクマでなければ、通常はそこまで人間に執着しない」という事実を知らされました。
そこで職員らはアランさんと先ほどのクマに何か関係があるのではないかと考え、そのエリアでの捜索を再開すると、見るも無残な姿となった彼を発見。
行方不明になってから1週間にも満たないながら、腕や足は完全に引きちぎられ、バラバラに散乱した人骨と衣類だけが現場に残っていたそうです。
アランさんの悲痛な死に対し、ネット上では「痛々しくて想像できない」「そんな姿になってしまって、残された家族もかなり辛い」「遺体を発見する側もかなりのトラウマだろうな」「自然もキャンプも好きだけど、命懸けでしようとは思わない」「ご冥福をお祈りします」といった同情が多数寄せられました。




