「ズートピア2が日本の興行収入に核攻撃を落とした」 海外メディアの表現に批判の声
画像はイメージ(袋の猫 / Flickr )
アニメ映画「ズートピア2」をめぐる英文投稿がSNSで拡散し、その表現を巡って批判の声が上がっています。
【画像】「不適切だ」 興行収入の表現に批判の声が上がった海外メディア
「ズートピア2」興行収入の表現に批判の声
問題となっているのは、「Global Box Office」というニュースをXに投稿しているアカウント。
同アカウントは、「『Zootopia 2』が日本の興行収入に核攻撃を落とした」と表現しながら、日本での公開初日に「4億1000万円超を売り上げた」ことを取り上げました。
「西洋のアニメ映画として史上最大のデビューだ」「アナとエルサとマリオは、あっという間に置き去りにされました。ジュディとニックは本気です」と続けています。
これに対しネット上では、核兵器を娯楽作品の盛り上げ表現として使うことが不適切だという指摘が出ています。
日本は被爆国であり、核に関する言葉は特に重い意味を持つため、たとえ誇張表現やスラングのつもりでも、「無神経だ」「なんでその表現をしようと思った?」といった批判の声が上がりました。
映画のヒットを伝えること自体は珍しくありませんが、どんな言葉で語るかによって受け止められ方が大きく変わることも改めて浮き彫りになっています。




