ブーツを履いた人間の脚を発見… クマに襲われ亡くなった男性の最後
画像はイメージ(anoldent / Flickr )
日本だけでなく世界各国でクマによる被害が増加するなか、様々な事故を紹介するYouTubeチャンネル「Scary Bear Attacks」はある男性に起こった悲劇を伝えました。
【動画】抵抗はしたが… クマに襲われた男性の遺体発見現場に脚
クマに襲われた男性が死亡
彼はアメリカ・モンタナ州ビリングスに暮らしていた、当時63歳のランス・クロスビーさん。
それまで5年間に渡りイエローストーン国立公園内に建つ病院に勤務しており、足を負傷しリハビリ中だった彼は、病院周辺のトレイルを散歩するのが日課になっていました。
事故が発生したその日も、普段のように同僚に見送られ散歩へ出かけたランスさん。
ところが翌日の出勤時間になっても姿を現さなかったため、心配した同僚らが当局に捜索を依頼しました。
そのなかで、捜索隊は地面の上に不自然に積まれた木の葉や土を発見。
さらに確認してみると、ブーツを履いた人間の脚が突き出ていたそうです。
これはクマが餌を食べた後に、再び戻って来る際の目印にするための行為だといい、捜索隊はただちにその場を去り、周囲にいたハイカーたちにも避難を促しました。
その後、生物学者や医療専門家などからなる本格的な捜査チームが結成され遺体の回収に向かうと、現場周辺には親子グマの足痕が残っており、遺体はランスさんと断定。
法医学専門家による分析の結果、彼の腕や手、頭や顔など体じゅうに深い傷があったものの、防御創も残っていたことからランスさんは激しい攻撃を受けながらも、必死に抵抗していたことが分かったそうです。
この悲劇的な事故に対し、世間の人たちから「どれほど怖かったことか」「抵抗する姿を想像すると涙が出そう」「胸が痛い」「ご冥福をお祈りいたします」「自然は好きだけどクマは本当に恐ろしい」といった声があがりました。




