香港の高層マンションで起きた火災 民主活動家の周庭「発泡スチロールが大規模に繋がった」と指摘

ASSOCIATED PRESS

香港で発生した火災に対し、民主活動家の周庭氏が解説しました。

【動画】香港の高層マンションで起きた大規模火災

香港で起きた大規模火災

香港の大埔にある高層マンションで起きた大規模火災により、2025年11月28日18時時点で128人にのぼったと報じられています。

周氏はこの火災が自らの故郷で起きたことに深く驚き、悲しみや怒りが入り混じり、言葉を失ったと綴っています。

今回、火事で燃えた高層マンションでは竹製足場が使われていたことに、日本のSNSでは驚きの声が上がっています。

このことについて周氏は「香港では、ほとんどの建物が竹の足場で建てられている」と指摘。

足場の素材よりも、建設会社が経費削減のために燃えやすい発泡スチロールなどを使用していたことが大規模な炎上につながったと指摘されていると明かしました。

また、現場の災害警報機が鳴らなかったことも問題視しています。

「日本の皆さんが竹の足場に驚かれるのは理解できる」としつつ、「現在香港での議論では、一部業者の強欲さ、そしてその背後にある利益が関係していると考えられています」と見解を述べました。

Text by 浅田 一