中国政府の日本渡航自粛も虚しく… 「中国に依存しない」大分県の焼肉店では平日でも大繁盛
画像はイメージ( Tatsuo Yamashita / Flickr )
昨今の日中関係悪化に伴い、中国政府が日本への渡航を控えるよう国民に呼びかけたことが報じられています。
日本国内への中国人観光客が減るのではないかと言われている中、大分県別府市の老舗焼肉店「別府焼肉 春香苑」(@syunkoenbeppu)では客足が途絶えていません。
中国政府の日本渡航自粛呼びかけで影響は?
同店は創業から54年にわたり、大分県別府市に根ざした営業を続けてきた店。
同店のXでの投稿によれば、現在のところ来客数に大きな変化は見られていません。
実際、2025年11月26日に投稿された売上画面の写真には、当日の来客データとして「98組・227客」という数字が記録されています。
総売上は隠されていますが、来店客数を踏まえると安定した利益を維持していることがうかがえます。
NewSphereが同店に取材すると、「もともと中国のお客様は多くない」とのこと。
中国人客に頼らず、地元住民に愛されて長年経営してきたようです。
「旅行者が減ったかどうかは正直わからない」といいますが、客足は「体感では特に増減はなく、安定的にご来店いただいております」と話してくれました。
地元の支持と継続的な来店客数によって、影響を感じるほどの変化は今のところ見られていないようです。




