手作りの着ぐるみが? 9万人が「今は危ない」と感じるほどリアルすぎる

@degochiyakuri さんの投稿より

Xユーザーのデゴチ(@degochiyakuri)さんが投稿した「リアルなクマの着ぐるみ」が、多くのユーザーの関心を集めています。

【画像】「本当に見間違えられそう」リアルすぎるクマの着ぐるみ

リアルなクマの着ぐるみ

投稿には、室内で鏡越しに撮影された全身の着ぐるみ姿と、屋外でクマの頭部を手に持った写真が添えられています。

毛の質感や鼻の形、目の光の入り方などが丁寧に作られており、一見すると本物と勘違いされてもおかしくないほどの再現度です。

デゴチさんが着ぐるみを作り始めたきっかけは、スキー場に出かけた際の素朴な思いつきでした。

「ここでリアルなクマの着ぐるみを着て茂みから出てきたら、みんな驚くだろう」と考えたことがきっかけだといいます。

特別な計画があったわけではなく、その場でふと思いついた小さなアイデアから始まったようです。

しかし近年、全国でクマの出没が増えていることもあり、当時は笑い話で済んだかもしれないアイデアも、現在では受け止められ方が変わってきています。

デゴチさん自身も「今は普通に危ないかもしれない」とコメントしており、状況が大きく異なることを意識している様子です。

興味深い点として、この着ぐるみは個人の趣味で作られたものでありながら、希望があれば注文も受け付けているといいます。

送料込み20万円、納期3週間という条件で受注しており、非常に丁寧に制作されているようです。

実際の写真を見ても分かる通り、毛並みの仕上がりやフォルムの自然さなど、細部までこだわりが感じられました。

投稿への反応としては、「本当に見間違えられそう」「間違えて撃たれそう」といった声が多く寄せられています。

リアルさが話題になる一方で、現状の野生動物をめぐる環境を考えると、使用には慎重さも求められるという意見が見られました。

また、自治体や団体が行う訓練の際に役立つのではないかという、実用面に着目したコメントもあります。

デゴチさんの投稿は、日常の中で生まれた作品が思わぬ形で注目を集める一例でした。

こうした小さな発想から生まれたものが、今後もさまざまな場面で話題になることがありそうです。

Text by 菅山久志