発見時に遺体は食べられていた… 19歳少女がクマに襲われ死亡
画像はイメージ( Antti Peltonen / Flickr )
家族との楽しい夏の思い出が一転、不幸な結末を迎えてしまった女性の話題をイギリスメディア「Mirror」が伝えています。
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19歳少女がクマに襲われ死亡
ロシア連邦のシベリアで、当時19歳だったオルガ・モスカリョワさんは継父のイゴール・ツィガネンコフさんとともに川辺を散歩していました。
そんななか突然、茂みから野生のクマが姿を現し、初めにイゴールさんを攻撃したといいます。
オルガさんはパニックになり、恐怖に包まれながら母親のタチアナさんに電話。
ところがすぐにクマはオルガさんにも襲い掛かります。
電話からは「ママ、クマが私を食べている!ママ、本当に痛い。ママ、助けて!」と叫ぶ彼女の声とともに、クマの唸り声やかじる音も聞こえたといいます。
ただその音声を聞くことしかできず、為す術もなく「ショックでその場で死んでしまいそうだった」とタチアナさん。
その後もクマによる攻撃は続き、最期を悟ったオルガさんは「ママ、もう痛くない。痛みを感じない。すべてを許して。本当に愛しているわ」と伝え、残念ながら息絶えてしまいました。
会話が終わり、タチアナさんはすぐに警察に通報。
6人のハンターが派遣されクマを駆除しましたが、発見時もクマはオルガさんの遺体を食べていたと報じられています。
タチアナさんはオルガさんについて、「音楽学校を卒業し、襲われる数日前に運転免許を取得したばかりでした」と語っており、同時に亡くなったイゴールさんと共に埋葬されたということです。
ネット上では被害に遭った2人に対し、「ご冥福をお祈りいたします」「素敵な夏の1日になるはずだったのに」「お母さんはきっと一生立ち直れないと思う」「残された遺族も辛いね」「どれほど怖かったことだろう」といった声が寄せられています。




