最後は追いかけられ… ハイキングをしていた31歳がクマに襲われ死亡
画像はイメージ(Nigel Swales / Flickr )
日本国内だけでなく世界的にもクマの出没が増加傾向にあり、特に山間部へ出かける際は一層の注意が必要です。
クマに襲われた31歳女性が死亡
イギリスメディア「Mirror」によると、2024年5月、スロバキア北部で31歳の女性がクマに襲われ死亡しました。
ベラルーシ出身の彼女はある日、男性とロウ・タトラス山脈にあるデマノフスカ渓谷をハイキングしていたところ、突然クマに遭遇。
2人は別々の道へ逃げましたが、クマは女性を追いかけて行ったそうです。
また「BBC」によると、その後に男性が山岳救助隊に助けを要請するも、現場は深い森と険しい谷が混ざり合う地形となっているため、捜索犬が出動することに。
数時間後に森の中から遺体が発見され、彼女の死亡が確認されたということです。
当時、救助隊が遺体の付近をうろついているクマを発見。
女性を襲ったクマであると判断し、威嚇射撃をして追い払いました。
ヨーロッパ各国ではクマが保護種リストに登録されており、オオカミやクマといった捕食動物の駆除を制限しているといいます。
しかし近年、クマの個体数が増加していることを受け、環境省は「もはや絶滅危惧種ではなく、選択的な間引きが必要となってきている」と訴えました。
世間からは「被害者の女性と遺族の方にお悔やみ申し上げます」「クマに追いかけられるなんてどれほど恐怖だったか」「きっと温暖化の影響でクマは冬眠から早く目覚めて空腹なのでしょう」「想像するだけで痛々しい」といった声が寄せられています。




