「セクハラなんてとんでもない!」 批判寄せられた高市首相の態度にチリ大統領が感謝の投稿
ASSOCIATED PRESS
日本の高市早苗首相がチリのガブリエル・ボリッチ大統領と交わした交流のひとコマが、思わぬかたちで国内外の注目を集めています。
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批判を浴びた高市早苗首相の態度
ある日本人ユーザーがこの場面について「失礼」や「セクハラまがい」と厳しく批判した一方、ボリッチ大統領自身は全く異なる受け止め方をしていたことが明らかになりました。
彼女は「距離感がバグっている」「仕事でこの態度は失礼」「企業ならセクハラでコンプラ室に通報されてもおかしくない」などと指摘し、身振り手振りの作法や非言語的なコミュニケーションに問題があると断じました。
投稿には、首相がボリッチ大統領の背中に手を添えて話しかける映像も添付されていました。
ところがガブリエル・ボリッチ大統領本人は、まったく違う見解を示しています。
翌朝、韓国で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の場での出来事について、彼は「日本の首相・高市早苗氏と会談したことを光栄に思う」と公式Xアカウントで発信しました。
そして「日本で女性として初めてそのような高い職責を担うことを祝福した」と述べたうえで、「日本とは、アジア太平洋地域の発展に向けて共通の価値観に基づき、引き続き緊密に協力していきたい」と前向きな姿勢を強調しました。
この対照的な反応は、日本国内のネット上でも話題になっています。
女性が批判の根拠とした映像は、ボリッチ大統領の側から見れば、むしろ親しみや敬意を感じる場面として受け止められていた可能性があります。
また、同氏の投稿が一部のアカウントで拡散されるなかで、「一方的な解釈が国際関係の空気を歪めかねない」との声もあがっています。




