高市首相を批判した議員、過去の“ルッキズム発言”連発でブーメラン直撃

ASSOCIATED PRESS

2025年10月29日、日本共産党・杉並区議の小池めぐみ氏がX(旧Twitter)に投稿した内容が注目を集めています。

【画像】高市早苗首相を批判した小池めぐみ議員

小池めぐみ議員のブーメラン発言

投稿では、高市早苗首相の現政権に対し「ルッキズム」「エイジズム」「セクシズム」にまみれた国家のあり方を批判し、とりわけ女性が年齢を重ねることすら否定されるような風潮が2025年に至っても続いていると非難しています。

投稿には「女性が最も望まぬ者を選ぶはずだったこの国初の女性首相によって明らかにされた」との一文もあり、首相個人への批判と構造的差別への言及が重ねられていました。

しかし、こうした発言に対してネット上では小池議員の過去の発言が問題視されています。

例えば、日本テレビの歌番組で映った若い女性の衣装について「みんな同じような格好」「量産系女子」とコメント。

また、「子供がいっぱいいるってそれだけで甲斐性あるってことだから、それだけでオス感が強い」「だからジジイが嫌いなんだよな。カッコいい男の子が好きなんだな」といった発言もしていました。

これらの発言は、まさにルッキズム(見た目による価値判断)、エイジズム(年齢による差別)、セクシズム(性差別)に該当する内容であると指摘されており、「全方向ブーメラン」と揶揄する声もSNS上で多く見受けられています。

小池議員はこれまでにもフェミニズム的視点から社会問題を積極的に取り上げてきましたが、その主張と行動の整合性が問われている状況です。

Text by 浅田 一