SNS上で、日本郵便の郵便ポストにゴミを入れないようお願いする注意書きが注目されています。

【動画で見る】郵便ポストで目撃されたゴミのポイ捨て

郵便ポストに「ゴミ箱ではない」の注意書き

拡散されているのは、投函口のすぐ下に貼られた「これはポストです。ゴミ箱ではありません」という内容の注意書き。

英語・中国語・日本語で書かれており、イラストも描かれています。

ポストにゴミを入れてしまうと郵便物の汚損だけでなく、重要な書類の紛失や遅延にもつながる恐れがあります。

SNSでは「本当に残念な出来事」「せっかくの日本の美しい景観や文化が、こうした行為で損なわれるのは悲しい」と言った声が上がっています。

NewSphereが日本郵便株式会社に取材すると、実際にゴミなどの異物が投函されたことはあるとのこと。

外国語でも記載されていますが、具体的な発生件数などは把握していないため担当者は「日本人か外国人のどちらが多いかは把握していないため、そこに基づく表記ではございません」と明かしました。

ゴミなどの投函が繰り返されるなど悪質な場合、ポストを管理する郵便局が最寄りの警察署に被害届を提出。

巡回の警備を依頼しているといいます。

また煙草の投函による延焼防止のため、ポストには火気防止装置を設置。

煙草が投函されても中まで落ちないよう対策をしていると担当者は説明しました。

ポストにゴミを投函することは、れっきとした犯罪です。

ゴミは適切な場所に処分することが、社会全体の信頼を支える第一歩となります。