「パトロールしたのにこの仕打ち」 鹿を守っていたへずまりゅう、愛護会への入会を断られる

画像はイメージ(Chuck Moravec / Flickr

一般財団法人奈良の鹿愛護会が、奈良市議のへずまりゅう氏の入会を拒否したことが、本人のSNS投稿によって明らかになりました。

【画像】入会を断られた理由も… 鹿愛護会がへずまりゅう議員の入会を拒否

鹿愛護会がへずまりゅうの入会を拒否

へずま議員は日頃から、奈良公園内で鹿に暴行する外国人観光客を注意する様子を投稿。

今回の投稿によると、へずま議員はすでに個人会費をクレジットカードで支払っていましたが、同会から「Xでの投稿内容が会員としての禁止事項に反している」という理由で入会を認められなかったということです。

へずまりゅう議員は、Xで「鹿のためにドングリを寄付した際、ブログに写真を掲載してもらえなかった」「知人もドングリの寄付を断られた」など同会との関係が以前から良好ではなかったことを説明しました。

へずま議員の妻も名前を公開していないにも関わらず、「自身と同じ住所であったために入会を拒否された」とも明かしています。

へずま議員は、「愛護会が全力でパトロールしないから、自分が東京から奈良に来てパトロールしたのにこの仕打ち」とも述べています。

一方で、愛護会から「当会としても関係機関に相談している」といった文言もありました。

NewSphereが一般財団法人奈良の鹿愛護会に対し、へずま議員の入会を拒否した理由としてあった「Xでの投稿内容が会員としての禁止事項に反している」内容や、配偶者の入会を拒否した理由について取材しましたが、「今回のご質問につきましてはご当人の個人情報に関わることとなりますので、ご返答出来かねます」と返信がありました。

Text by 浅田 一