まるで現代の恐竜…! お互いに噛みつき合う2匹のワニに震え上がる
画像はイメージ(Michael Shehan Obeysekera / Flickr )
フロリダ州エバーグレーズ国立公園ならではの動物の威嚇シーンが目撃され、話題となっています。
この件は「FOX13」をはじめとする複数のメディアが伝えました。
噛みつき合うワニ
動画には、水辺の遊歩道付近で2匹のワニが噛み付き合い、威嚇音を発する場面が映っています。
一見すると単なる縄張り争いのようにも見えますが、実はこの2匹は同種ではありません。
1匹は淡水にすむアメリカクロコダイルで、もう1匹はアリゲーターと見られます。
両者を見分ける最もわかりやすい特徴は口先の形で、丸いU字型ならアリゲーター、尖ったV字型ならクロコダイルです。
映像には付近で観察していた人々の声も収録されており、突然の攻防に思わず息をのむ様子が伝わってきます。
撮影者のテイラー・ボナチェアさんによると、争いの原因は日光浴のための場所をめぐるものだといいます。
両者は互いに噛み付き合いを繰り返しましたが、最終的にアリゲーターが水中へ退き、クロコダイルが日なたの場所を確保して勝利しました。
米国地質調査所によれば、アメリカクロコダイルとアメリカアリゲーターが同じ自然環境で共存しているのは、世界でも南フロリダだけだとされています。
この出来事に対し世間では、「恐竜の戦いを見ているようだ」「ボクシングの試合より面白い」といった驚きや娯楽性を感じる声も。
また「ワニとクロコダイルの違いを学べた」「見分け方を知るきっかけになった」といった反応も寄せられています。




