【3選】機内のトイレに子供を閉じ込めた乗客、隣の席に遺体… フライト中に起きたトラブル

画像はイメージ( Leonardo Rizzi/ Flickr

長時間のフライトでは、時に予想もしない出来事が発生します。

【動画】床に寝そべる、隣の席に遺体… 各地の機内で目撃

世界の航空機内で相次いで報じられた“トンデモ事件”は、多くの人々を驚かせました。

機内で隣の席に置かれた遺体

オーストラリア在住の夫婦が体験したのは、想像を超える状況でした。

メルボルンからドーハへ向かうカタール航空のフライト中、ある女性乗客が突然体調を崩し、そのまま亡くなってしまったのです。

乗務員は応急処置を行いましたが回復せず、遺体は毛布で覆われた状態で夫妻の隣の空席に置かれました。

夫婦は残り4時間を遺体とともに過ごすことになり、「辛い状況でしたが旅行を楽しもうと心掛けています」と声を震わせながら語りました。

到着後は遺体が回収されるまで乗客全員が降機できず、不満の声も上がりました。

機内で寝そべる乗客

一方で、機内での過ごし方が話題を呼んだのは、あるアジア人男性です。

彼は搭乗後にエコノミークラスの床に寝転がり、両膝を立てて両手を胸でクロスさせたり、頭の下に手を置いて熟睡していました。

その様子を娘のナタリーさんが撮影し、「エコノミーで15時間?問題なし」という説明文とともに動画を投稿。

動画は拡散し、乗客たちの“ゆとりのない空間”を象徴するような姿として注目を集めています。

機内トイレに閉じ込める乗客

さらに中国の航空会社「吉祥航空」では、幼い女の子をめぐる騒動が起きました。

祖母と搭乗していた女の子が大声で泣き始めたところ、見知らぬ女性2人が勝手に女の子をトイレに連れて行き、泣き止まなければ出さないと脅したのです。

女の子は泣き止んだものの、「また泣いたら閉じ込める」とも告げられました。

動画は中国版X「Weibo」に投稿されましたが、「冷血だ」「不適切だ」と批判が殺到して削除されました。

女性らは「祖母の許可を得た」「善意だった」と主張しましたが、航空会社は「乗務員の監視が行き届かなかった」と謝罪し、空港当局は両親と連絡を取って内部調査に着手したとしています。

こうした“機内トラブル”は今後も世界中で話題を呼ぶことになりそうです。

Text by 浅田 一