「自撮りのためにやった」 動物園でワニの檻に飛び込みデスロールで攻撃された男性
画像はイメージ(Berit Watkin/ Flickr )
様々なSNSが流行っている近年、世界中で多くの人たちが自撮りや「映え」を意識し、たくさんの「いいね」を集めようとしています。
ワニの檻に飛び込んだ男性
そのせいで危険な目に遭ったり自らの命を犠牲にしたりすることも珍しくなく、時には衝撃的な事故も。
フィリピンの動物園では、29歳の男性が写真を撮ろうとワニの檻に飛び込む出来事がありました。
アメリカメディア「People」によると2025年4月28日、彼は南部サンボアンガ・シブガイ州カブグ島に位置するマングローブ湿地公園の動物園を訪れました。
そして突然檻の中に侵入し、ワニが休んでいた池にダイブ。
すかさずワニは彼の太ももに噛みつき、獲物を捕らえた際に見られる、何度も転がしながら水の中に引きずり込む「デス・ロール」をしていました。
やがてワニ担当の飼育員が駆け付け、コンクリート片でワニの頭を叩いて男性を救出。
すぐに病院へと搬送され一命を取り留めましたが、50針以上を縫う重傷を負ったそうです。
警察の取り調べに対し、男性は「自撮りのためにやった。ワニはプラスチックのおもちゃだと思った」と話しています。
この出来事に対し、ネット上では「自業自得」「自撮りのために危険行為をするなんて信じられない」「彼に同情なんてしないわ」といった批判のほか、「殴られたワニの方が心配」「ワニはケガをしていないのだろうか」「男性のせいでワニがケガをしたり死んでしまったりといったことがないといいのですが…」などワニへの心配の声が多く寄せられました。




