「この勇気は命取りにもなりかねない」 小さな男の子がヘビを素手で捕獲

画像はイメージ(PhotogragherGirl / Flickr

幼い少年が素手でヘビをつかむ映像が拡散され、ネット上で議論を呼んでいます。

【動画】「恐れ知らずで度胸がある」素手でヘビを捕まえた男の子

ヘビを捕まえた男の子

この様子は、「The Indian Express」をはじめとする複数のメディアが報道しました。

映像には、大きなヘビを前にした少年が、捕獲用の棒を使って頭を押さえつけ、やがて素手でつかみ上げる様子が映し出されています。

ヘビは少年の体の倍ほどの大きさがあるにもかかわらず、彼は満面の笑みを浮かべ、勝ち誇ったような表情を見せていました。

この動画はXに投稿され、投稿者は「チョートゥはヤマラージ(死神、ヒンドゥー教で死を司る神)と親しい関係にあるようだ。

しかしこの勇気は命取りにもなりかねない」とコメントを添えていました。

インドではヘビが宗教や神話とも深く結びついており、このような表現は死や危険を暗示する意味合いを持ちます。

投稿のコメント欄では、このヘビは無毒のラットスネークだとする声も複数見られました。

ラットスネークは北半球の広い地域に分布する中型から大型のヘビで、主にネズミなどの小動物を捕食します。

多くはおとなしく人間に害がないとされ、一部はペットとしても人気があります。

ネット上では、「小さな子供は無邪気だ。ほんの少しのミスで命に関わる」と危険性を懸念する声がある一方で、「恐れ知らずで度胸がある」と感心する人もいました。

また「無理に押さえつけられてヘビが苦しんでいる。こうした行為はやめてほしい」と動物保護の観点から批判する意見も寄せられています。

Text by 本間才子