「現時点では保険のような存在」 アメリカメディアが見る佐々木朗希

AP Photo/Ross D. Franklin

多くの期待を背にロサンゼルス・ドジャースに入団したものの、右肩のインピンジメント症候群のため負傷離脱している佐々木朗希選手。

【動画】「上に行こうとする努力は伺える」佐々木朗希

このたびポッドキャスト「Dodgers Dougout Live」のなかで、2025年8月中旬からマイナーリーグでリハビリ登板を開始している佐々木選手について、司会者が見解を示しました。

海外メディアが分析した佐々木朗希

「いくつか良い傾向が見られる」として、彼は「スプリッターがエリート級の投球になる可能性を秘めている」と称賛するも、「フォーシームの速球では空振りを誘えていない」と指摘しました。

また依然としてドジャースでの復帰時期は明らかになっておらず、登録されたロースターにも佐々木選手の名前がないことから、司会者は「ロウキ・ササキは恐らく現時点では保険のような存在」だと言及。

「もし選手の誰かが不調となり、チームが苦境に陥った時に登板するような立場」との考えを明かしました。

直近の試合では、3回2/3を投げて5安打3失点、4奪三振、2四球で降板しており、司会者は「すごい酷くはないし、全体的な球速は上がっているので、上に行こうとする努力は伺える」とコメントしています。

最後に「彼は本当に良い選手ですが、今シーズンは彼の復帰に頼りたいわけではないと思う」と述べ、佐々木選手の出番は来シーズン以降になることを予想しました。

Text by 春野 なつ