ライブで反差別デモを行った春ねむり 寄せられた批判に「品性の下劣さが露わになった」
画像はイメージ( Tadashi Mori / Flickr )
アーティストの春ねむりさんが、反差別デモでの出来事を自身のSNSで振り返りました。
【動画】「服装に品がない」批判を浴びるもライブを行った春けむり
反差別デモライブを行った春ねむりが批判に反論
春ねむりさんは街頭でミニライブを行い、国内で差別的風潮が広まっていることに抗議。
このパフォーマンス中、踊る姿を撮影した動画が拡散され多くの批判的なコメントや揶揄が寄せられたことを明かしています。
春ねむりさんは、差別を許さない姿勢を音楽で表現したと説明。
その一方で、映像を見た一部の人々から品性を欠いた言葉や人格を否定する発言を受けたといいます。
彼女は英語でも投稿を行い、反差別デモで踊ったところ「不快」「気味が悪い」「ジャンキー」「頭がおかしい」などの言葉を浴びせられたことを説明しました。
こうした反応に対し、特に若いミュージシャンが反差別のような基本的なメッセージさえも表現しづらい空気が生まれてしまうことを懸念していると述べています。
英語での発信は、日本国内だけでなく海外のフォロワーにも状況を共有し、広く理解を求める狙いがあるとみられます。
春ねむりさんは、批判を受けても個人的に深く傷つくことはないとしつつ、こうした空気が表現の自由を狭める現状を問題視。
表現者としての立場から、これからも声を上げていく姿勢を示しました。




