ベビーカメラに映っていた夜中の娘 目撃した行動に「成長を感じる」

画像はイメージ(Mad Ball / Flickr

ある母親がベビーカメラに映った娘の姿をSNSで共有し、育児スタイルをめぐって多くの反響を呼んでいます。

ベビーカメラに映っていた娘の行動

@__rachelelizabeths She doesn’t wonder if I’ll come. She knows. Because I always have and always will 🌙🤍 #mother #daughter #motherdaughterbond #babygirl #motherhood #motherlove ♬ My Love Mine All Mine – Mitski

動画は、イギリス・ランカシャー州に住むレイチェル・スミスさんがTikTokアカウント「@__rachelelizabeths」に投稿したものです。

映像には、真夜中の暗い寝室で、16ヶ月の娘ウィンターちゃんがベッドの上で静かに座っている様子が映されています。

乳幼児が夜中に目を覚ます光景は、多くの親にとって「悪夢のような瞬間」かもしれません。

しかし、スミスさんは違いました。

「この姿を見ると、どれだけ彼女が成長したかを誇りに思います」と、Newsweekの取材に語っています。

ウィンターちゃんが生まれて以来、スミスさんは「反応的育児」を実践してきました。

これは、子供のニーズが生じたときにその都度応える方法です。

就寝時には、夜中も含めて授乳しながら寝かしつけていたといいます。

ところが、ウィンターちゃんが自分の部屋で眠るようになると、夜中に30〜45分おきに目を覚ますようになり、とても大変だったそうです。

その後、スミスさんは再び共同就寝に切り替え、それによって睡眠の質が大きく改善されたと話しています。

現在は、夜中に目を覚ましても、母親が応えてくれることをウィンターちゃんが理解しているため、泣くことはなく、静かに起きている姿が映像に映し出されています。

「今は彼女も安心して眠れています。夜中に目が覚めても、私がそばにいるとわかっているからです」とスミスさんは話しています。

この育児の一コマには、「おめでとうママ、娘さんには安心できる愛着スタイルが育ってるね」と称賛の声や、「うちの子も夜中に目が覚めると手を引いてベッドに連れていってくれます」といった共感のコメントが多数寄せられました。

一方で、「“泣きっぱなし法”で育てられた私は、今でも感情のコントロールが難しい」といった育児経験に基づく声もあり、育児スタイルは家庭ごとにさまざまであることを浮き彫りにする投稿となりました。

Text by 本間才子