鼻2つ・目3つ・口2つがある子牛が誕生 健康診断でも問題なし
画像はイメージ( benjamin_scott_florin / Flickr )
インドで生まれた奇妙な姿をした子牛のニュースは瞬く間に広がり、地元の村人たちが押し寄せて子牛を崇めることとなりました。
インドで生まれた奇形の子牛
インドのニュースメディア『The Siasat Daily』によると、インドのウッタルプラデーシュ州バグパット地区にある村で、鼻が2つ、目が3つ、口が2つある奇形の子牛が誕生したとのこと。
子牛が誕生してから数時間のうちに村人が集まり、子牛を神聖な存在としてとらえ、中には神の化身であると信じる人もいました。
拡散されている動画には、息をしているもののグッタリとして立ち上がれない子牛が映っています。
子牛の周りには、祈りを捧げる人もいれば神の恩恵を受けるために金銭や供物を供える人もおり、大賑わいの様子。
その後子牛は自力で立ち上がり、母牛の助けを借りずに乳を飲むことができたといいます。
また、健康診断の結果でも特に問題がないと診断されました。
これらのケースは「多頭症(Polycephaly)」と呼ばれる疾患であり、胚が双子に分裂する過程が不完全な場合に発生すると考えられています。
このような多頭症の子牛の誕生は、2020年以降、インドの各地で毎年のように報告されており、ラジャスタン州やトリプラ州などでも同様の事例が確認されています。




