負傷者リスト入りの佐々木朗希 海外メディア「活躍を夢見ていたが、それは叶わなかった」

AP Photo/Darryl Webb, File

2025年7月2日現在、故障者リスト入りし離脱中のロサンゼルス・ドジャース・佐々木朗希選手。

【動画】「最後に見た時より強く投げているように見える」リハビリ中の佐々木朗希

デーブ・ロバーツ監督が佐々木選手にまつわる最新情報を明かし、各メディアが報じています。

佐々木朗希の近況

現地のスポーツメディア「ESSENTIALLY SPORTS」は「日本の天才ロウキ・ササキはトレード市場で最も注目されていた投手の一人だった」とするも、「すぐに制球力と防御率が不安材料となり、さらにパフォーマンスよりも肩への心配が大きくなった」と指摘しました。

故障者リスト入り後はキャッチボールなどのトレーニングをこなしていますが、先日、監督は「今後のドジャースの試合には帯同せず、リハビリのため恐らくマイナーリーグへ行くことになるでしょう」と発言しました。

順調にいけば復帰は8月下旬頃だといい、現在の佐々木選手についてウェイトトレーニングを増やしたことも明かしています。

スタミナ強化のため彼専用のプラグラムを制作し、ストレングス&コンディショニングの担当コーチとともに全身を鍛え上げ体重を増加させているそうです。

ほかにも「MOTORCYCLE SPORTS」は「ドジャースが抱いたササキへの夢は薄れ、オオタニは待望のマウンド復帰を見せている」と題した記事を発信。

「球団はササキの活躍を夢見ていたが、それは叶わなかった。オオタニの華々しい復帰を考えるとそれはなおさらのことだ」とコメントしています。

さらに「プロ野球で旋風を巻き起こした彼だが、球団はこの若き天才の獲得を改めて再評価することになった」と述べているものの、彼が復帰を果たした暁には「チームに再び熱狂をもたらすと期待されている」と伝えました。

最後に「両選手の対比は、優勝を狙うチーム作りの複雑さを浮き彫りにし、ササキのような選手に影を落とす。彼は今、キャリアの岐路に立たされているだろう」と言及しています。

Text by 春野 なつ