日本で3年ぶりに死刑執行 フランス大使館が反対表明

画像はイメージ( fdecomite / Flickr

2017年に、神奈川県座間市のアパートで9人を殺害したとして死刑判決が出ていた白石隆浩死刑囚。

【画像】駐日欧州連合代表部「日本の死刑執行に遺憾の意」

2025年6月27日に死刑執行がされましたが、フランス大使館が反対を表明しました。

フランス大使館が日本の死刑執行に反対

白石死刑囚は当時、自殺願望があった女性などをSNSで募集し自宅で犯行におよんだといいます。

日本では2022年7月以降、およそ3年間にわたり死刑が執行されていませんでした。

死刑執行後、駐日欧州連合代表部はXで「駐日EU代表部およびEU加盟各国ならびにアイスランド、ノルウェー、スイスの駐日大使館は、遺憾の意を表明する声明」を発表。

フランス大使館も同代表部の投稿に反応し「死刑囚1人の刑が昨日執行されました。 フランスはパートナーであるEU加盟国とともに、世界中の至る所で、死刑に反対しています」とコメントしました。

フランスではフランス革命から1981年に死刑制度が廃止されるまで、ギロチンによる死刑が行われていました。

なお日本の死刑執行方法は現在、絞首刑です。

Text by 浅田 一