「ヘビを連れてきたぞ!」 噛まれた男性に病院が騒然
画像はイメージ(That Other Paper Follow / Flickr )
インド西部ラジャスタン州ジャイプールの病院に、大きなヘビを手にした男性が現れ、医師や患者、職員らの間に一時騒然となる事態が発生しました。
【動画】「このヘビに噛まれたからすぐ治療してほしい」病院が混乱
この件は、「NDTV」ほか複数のメディアが報じています。
病院にヘビを持ってきた男性
現場となったのは、ラジャスタン健康科学大学病院。
拡散された動画には、男性が袋からおもむろにヘビを取り出す様子が映っており、周囲にはスマートフォンで撮影する人の姿も。
ヘビが姿を現した瞬間、驚いてその場を離れる女性の姿も見受けられます。
病院の責任者であるマヘーシュ・マンガル医師によると、男性は「このヘビに噛まれた、すぐ治療してほしい」と訴えながら現れたとのこと。
また、毒ヘビかどうかを確認してほしかったという説明もあったといいます。
医療スタッフは一時動揺したものの、冷静に対応。
「患者や付き添いの家族を含め、院内全体が一時的に恐怖に包まれたが、スタッフが状況をうまく収拾した」とメディアに語りました。
男性はその場で病棟へと搬送され、その後、家族がヘビを持ち帰ったとのことです。
なお、インドでは昨年にも類似の騒動が発生。
ビハール州バーガルプルで、男性が猛毒で知られるラッセルクサリヘビを持ったまま病院を訪れ、医師や患者を驚かせた事例が報告されています。
今回の出来事をめぐり、ネット上では「正しい抗毒素を使うには、ヘビの種類を特定するのが重要」「ヘビも男性も無事でありますように」「こんな状況でも撮影してしまうのがインドらしい」といったさまざまな声が上がりました。
なお、今回のヘビの種類については公式な言及はないものの、SNS上では「毒のないインドシマヘビではないか」と推測するコメントも投稿されていました。




