「寝ぼけて失点をもたらした」 カブスのPCAが痛恨のミス
AP Photo/Eugene Hoshiko
2025年の今シーズン、圧倒的な攻撃力と守備力を見せ、「大谷翔平のライバル到来」「MVP獲得なるか」と注目されているシカゴ・カブスのピート・クロウ=アームストロング選手。
日本でも開幕戦を機に知名度をあげ、「PCA」の愛称で親しまれています。
好調ぶりがたびたび話題となっていた彼ですが、6月24日(日本時間25日)に行われたセントルイス・カーディナルス戦で、珍しく凡ミスをしてしまいました。
PCAが痛恨のミス
2点を追う4回裏の守備、1アウト二塁の場面で、カーディナルスの3番アレック・バールソン選手が大きく打ち上げます。
「4番・中堅」として先発出場していたピート選手は打球をキャッチすると、ボールを持ったままくるりとゆっくり一周したのです。
なんと彼は、3アウトでイニングが終了したと勘違いしており余裕の表情を見せるも、実際にはまだ2アウトで、この隙に二塁走者のメイシン・ウィン選手がホーム目掛けて猛ダッシュ。
ピート選手はすぐに状況に気が付いて走塁しましたが間に合わず、追加点を許す形となってしまいました。
現地スポーツメディア「Sports Illustrated」は、「PCAが寝ぼけて失点をもたらした」と題した記事のなかで、「彼にとってしばらく忘れられない出来事になるだろう」とコメント。
試合後にインタビューを受けた彼は、かなり落胆した様子で「今日の野球で上手くプレーすることができなかった」と発言しています。
ピート選手に対し、ネット上では「これでMVP候補?」「しっかりしてよ」「こんなにテンションが低い彼を初めて見た」「これは許しがたいミスだ」といった批判も。
一方で「ミスは誰にだって起こるよ」「彼はこれまで幾度も貢献してきたじゃない」「たった1回のミスでそんなに叩かないで」「頭を上げて切り替えよう、大好きよピート!」など、擁護の声も多く寄せられています。




