負傷者リスト入りしていた今永昇太が3Aで登板 海外メディア「圧倒的な存在感」

AP Photo/Erin Hooley

2025年6月23日現在、左太もも裏の張りで負傷者リスト(IL)入りしているシカゴ・カブスの今永昇太選手。

【動画】「圧巻のピッチング」3Aの試合で登板した今永昇太

チームのクレイグ・カウンセル監督が21日(日本時間22日)の試合前会見で、23日(同24日)から敵地で始まるセントルイス・カージナルスとの4連戦中に、先発投手として復帰する予定であることを明かしました。

今永昇太が3Aで登板

これを受け現地メディア「motociclismo」は、チーム傘下トリプルAアイオワでリハビリ登板した試合についてコメント。

直近の20日(同21日)には、4回3分の1まで72球を投げ、2安打無失点、2四球8奪三振と好投し、「素晴らしい活躍を見せた」「キャリアとチームの将来にとって極めて重要な試合となり、準備万端であることを証明した」と称えました。

特に空振り三振を奪う投球は「彼のマウンド上での圧倒的な存在感を象徴している」として、「31歳になった彼は、特に昨シーズンの素晴らしい活躍により、カブスの先発ローテーションの要選手へと成長した」と述べています。

また復帰に対するチームやファンたちの期待は日に日に高まっているといい、「イマナガの投手としての活躍は、チームの投手陣を強化するだけでなく、シーズンを通して競争力を維持する上で重要な役割を果たすだろう」と期待を寄せました。

ほかにも今後について、彼がマウンドに立つことで、チームの投手戦略に新たな活力が生まれ、激戦区でチームを勝利へと導くための大きな後押しになると予測。

今永選手にとっても彼自身の地位を取り戻すだけでなく、「チームの成功を支える重要なポジションとして確固たる地位を築く良い機会となる」と伝えています。

Text by 春野 なつ