「助けて!」 住宅のPCデスクに現れたキングコブラ
画像はイメージ(Flicker/ John Englart)
香港の住宅で、パソコンデスクの上に予想外の生き物が潜んでいるのが発見され、地域に驚きが広がっています。
この件は、「香港01」ほか、複数のメディアが報じています。
専門家は「宝くじに当たるより珍しい」
事件が発生したのは、住人の男性・李(リー)さんの自宅。
李さんは同メディアに対し、「最初は電気コードが動いているのかと思ったが、よく見るとそれがヘビであることに気づいた」と語っています。
李さんが撮影した映像には、ヘビが突然前方へと飛びかかるような攻撃的な動きを見せ、現場にいた人々が恐怖を感じる様子が映っていました。
発見当時、李さんの交際相手がパソコンデスクの上にいるヘビを見つけて、すぐに通報。
李さんは「寝ようとしたとき、彼女が突然叫んで外に飛び出していった。私はすぐに助けを呼んだ」と話しています。
駆け付けたヘビの捕獲専門家によると、発見されたのは「キングコブラ」で、香港では比較的珍しい存在とのことです。
捕獲はわずか2分で完了し、専門家は「このようなケースは宝くじに当たるより珍しい」とコメント。
浴室の排水管を通じて住宅内に入り込んだ可能性があるとみられています。
キングコブラは、香港でも保護対象の絶滅危惧種に指定されており、世界最大の毒ヘビとして知られています。
最大で6mに達することもあり、平均体長は3〜4mほどです。
幼体は鮮やかな黒と黄の縞模様を持ち、この段階でも強い毒性があり、咬まれた場合は命にかかわる危険があります。
この出来事について、SNS上では「エアコンで涼みたかっただけかも」というユーモアのあるコメントから、「猛毒のキングコブラじゃないか」「本当に怖すぎる」といった驚きや恐怖の声が相次いでいます。




