菊池雄星のトレードにカブスが興味? 海外メディア「エンゼルスはひどい指導を行なっている」
AP Photo/Jeff L
エンゼルスでプレーしている菊池雄星選手。
海外メディアが、カブスがトレードに興味を示していると報じました。
菊池雄星がカブスへ?
菊池選手は今季、アストロズからエンゼルスに加入し3年契約を結びました。
2025年6月19日時点でこれまで15試合に登板し2勝6敗、防御率3.05、奪三振率8.49という成績を残しています。
黒星が多いのは、打線の援護点に恵まれないことが原因だとファンから同情の声が上がっています。
例えば4月には、4試合中3試合でQS(6回以上投げて、自責点3以下)を達成しながら菊池選手は勝利投手になれないことがありました。
アメリカメディア「North Side Baseball」は「Cubs Interested in Angels Starter Yusei Kikuchi—and in Controllable Flamethrower José Soriano(カブスはエンゼルスの先発投手菊池雄星と火を吹くような速球を投げる、制球力のあるホセ・ソリアーに興味を示す)」と題した記事を配信。
MLBのトレード期限が7月31日に迫る中、同メディアによるとカブスはエンゼルスに対し菊池選手に関する調査をしたといいます。
同メディアは「カブスにとって菊池は、現在の予算内で資金を使いつつ、ファームの有望株の多くを温存したまま、2025年以降も見据えた先発ローテーションの補強ができるひとつの選択肢と考えられる」と分析。
エンゼルスは菊池選手にとって「投手育成が壊滅的に下手なエンゼルスは、菊池に対してひどい指導を行っており、34歳の先発投手はその悪影響に苦しみながら何とか持ちこたえている」と指摘しています。
とはいえ同メディアは「エンゼルス自身も、彼の価値がこれほど低いタイミングで売るべきではないと理解している可能性は高い」とも分析しています。
2019年にMLBの球団に移籍した菊池選手。
マリナーズ・ブルージェイズで各3年間、アストロズで1年プレーし今季からエンゼルスに加入しました。
またカブスには現在、今永昇太投手と鈴木誠也選手が在籍しています。
今永投手と菊池投手は左投げ。
仮に菊池選手が移籍すれば、日本人左腕がカブスに2人いることになります。




