藤浪晋太郎がマイナー球団を退団 海外から「放出するのが勿体無い」の声

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2025年6月17日(日本時間18日)、藤浪晋太郎選手が所属するシアトル・マリナーズ傘下3Aの「タコマ・レイニアーズ」が、同選手の退団を公式サイトで発表しました。

【動画】「タコマ・レイニアーズ」でプレーしていた頃の藤浪晋太郎

藤浪晋太郎が退団

今シーズンの藤浪選手はリリーフ投手として21試合に登板し、2勝1敗4ホールド。

18回2/3を投げ、防御率は5.79、29四死球、24奪三振だったほか、5月18日の登板から直近の8試合連続で無失点を果たしていました。

さらに5月29日の登板では、今シーズン最速161.5kmを記録するなど好投が評価されていたものの、6月11日(同12日)が最後の登板となっていました。

今回の電撃ニュースに衝撃を受けるファンも多く、ファンの1人はXで「一体全体、マリナーズはなぜシンタロウ・フジナミを放出したんだ?」と投稿。

「四球はあったけど、シンタロウはタコマのブルペンの中では空振り三振の才能を持つ数少ない選手の一人だったのに」と苦言を呈しています。

藤浪選手は2023年にオークランド・アスレチックスでMLBデビューを果たすと、その後はボルチモア・オリオールズやニューヨーク・メッツの傘下チームなどにも所属していました。

今後については、アメリカ国内で新天地を探すか、もしくは日本に帰国する可能性もあるとの見方が強まっており、今後の行方に注目が集まっています。

Text by 春野 なつ