住宅街に現れた4m級の巨大ヘビ 胴体にロープを巻き付けて捕獲

画像はイメージ( Gee / Flickr

テキサス州のガーランド市で、住宅街に突如現れた巨大なニシキヘビが住民を驚かせました。

【動画】「捕獲に1時間以上かかった」住宅街に出没した巨大ヘビ

この出来事については、「FOXニュース」をはじめ複数のメディアが伝えています。

住宅街に巨大ヘビが出没

報道によれば、ある夜家に帰宅した夫婦が、隣家のトラックの周辺で何やら騒ぎが起きているのを目撃しました。

確認したところ、そこには全長約4.5mにも及ぶ巨大なヘビが潜んでいたといいます。

妻のリリーさんが撮影した映像には、ボンネットの内部に体を巻き付けるヘビの姿が映っており、通報を受けて出動した動物管理局の職員が1人で対応に当たる様子も記録されていました。

ヘビはトラックのエンジンルームから車体の下部へと逃げ込み、何度も体を押し戻すなどして抵抗。

最終的には胴体にロープを巻き付け、1時間以上をかけて慎重に引きずり出されたといいます。

幸いにも、この一連の騒動で人間にもヘビにもけがはなかったとのことです。

なお、市当局によると、このヘビは個人の飼っていたペットであることが確認されており、所有者のもとに返還される予定です。

ただし、ガーランド市の条例により「無毒で、かつ体長が約1.8m未満のヘビ」でなければ市内での飼育は認められていないため、今後は市外で飼育されることになると伝えられています。

今回捕獲されたのは、アミメニシキヘビのアルビノ個体とみられています。

最大全長7m以上になる世界最長のヘビで、南アジアから東南アジアにかけて生息する種類です。

ネット上では、「どうやったらそんな大きなペットがいなくなるんだよ?」「こんなのがペットだなんてありえない」「飼い主は罰金を課されるべきだよ」とした批判も広がっています。

Text by 本間才子