「佐々木朗希抜きで今季考えるべき」 ロバーツ監督が明言

AP Photo/Kevork Djansezian

2025年6月16日現在、メジャー1年目にして右肩のインピンジメント症候群のため負傷者リスト入りとなっている、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希選手。

【動画】「彼にとって大きな負担だった」佐々木朗希の現在を明かすロバーツ監督

「回復や復帰の状況が不透明」といった報道がなされていたなか、デーブ・ロバーツ監督は会見で「今シーズンは佐々木選手抜きで考えるべき」といった考えを明らかにしました。

ロバーツ監督が明かした佐々木朗希の今後

MLBの公式サイトによると、彼のシーズン中の復帰は絶望的だとし、少し前まで行っていた軽めのキャッチボールも中断している状態だといいます。

ロバーツ監督は「このような環境に放り込まれたことは、彼にとって大きな負担だった。それに加えて健康面の問題、先発投手としてのキャリア、そしてそれに伴う準備期間なども考慮しなければならない」と指摘しました。

また「Al Bat」も、投球能力への自信がリハビリを進めるうえで不可欠だとし、そういった回復が遅れていることも懸念材料であり、「彼の不在はチームとファンにとって大きな痛手になる」と報じています。

一方で「彼の才能は衰えておらず、日本のプロ野球での成績を見ると、完全回復すれば間違いなく有望株になる。まだ23歳なので、その価値を証明する時間は十分にあるだろう」との期待も覗かせています。

Text by 春野 なつ