住宅街に出現した5mの大型ヘビ 噛まれた住民は大量出血
画像はイメージ(Flicker/ Ashwin Kumar)
インドネシア東ジャワ州にある住宅地で、体長約5mの大型のニシキヘビが出現し、住民が騒然となりました。
この件は、地元メディア「tvOneNews」が伝えています。
地域ではヘビの目撃情報が多発
発生したのはトゥバン市ケボンサリ村周辺の住宅密集地。
通行人が偶然その姿に気づき、すぐに周囲へ知らせると、住民たちが駆けつけ捕獲作業を行うことになったそうです。
映像には、複数の住民が協力して溝の中にいた巨大ヘビを引きずり出し、捕獲を試みる様子が映し出されています。
しかしその最中、58歳の男性ジョコさんがヘビの頭部を麻袋で押さえようとしたところ、逆に噛みつかれ、大量出血する事態に。
手の動脈3本が断裂し、5本の指が動かせないほどの傷を負い、ジョコさんは近隣の総合病院へ搬送され、手術を受けました。
住民によると、「ヘビが子供を含む地域住民の安全を脅かす可能性があるとして捕獲を試みた」とのこと。
すでにこの地域では過去2ヶ月間に5匹のニシキヘビが出現しており、家畜を狙っていたのではないかとみられています。
ヘビは捕獲後、消防局に引き渡され、適切に避難処理されたということです。
トゥバン県の公安・消防局の責任者グナディさんは、「野生のヘビを見つけたら、すぐに消防に通報を」と呼びかけました。
専門知識のない人が無理に捕まえようとするのは危険で、毒をもつコブラなどには特に注意が必要としています。
この件についてSNSでは、「こわい」「無謀すぎる」「専門家でなければ手を出さないで」「消防に任せてください」といった反応が寄せられていました。




