家で発見された3m・17kgの巨大ヘビ 4人がかりで捕獲

画像はイメージ(Rushen/ Flickr

インドネシア中部の民家で、体長3m、体重17kgのニシキヘビが発見されました。

【動画】「デカすぎる」家に出没した巨大ヘビ

この出来事は、現地メディア「detik.com」が報じています。

民家に巨大ヘビが出没

パティ県の地方自治体に所属する消防・警察統合部隊(Damkar Satpol PP)は、早朝に住民から通報を受け、現場であるパティ・ロル地区ランドゥ・クニン集落へ出動しました。

現地でヘビの捕獲にあたった、同部隊の責任者であるスギヨノさんによれば、発見されたのは、現地語で網目模様を意味する「ピトン・クンバン」と呼ばれるアミメニシキヘビ。

スギヨノさんは、「このヘビは野生のものであり、住民が飼っていたものではない」と述べています。

アミメニシキヘビは、インドネシアをはじめとする南アジアから東南アジアにかけて広く生息しています。

最大で全長7mを超える個体の報告もあり、非常に大型化する種です。

主に爬虫類や鳥類を捕食しますが、イノシシなどの小型哺乳類を襲う例も確認されています。

捕獲された個体は野生動物保護当局に報告されましたが、同種はインドネシア国内では保護対象に該当しないことから、同部隊が飼育の許可を申請したとのことです。

なお、動画には消防職員4人がかりで抱えられる巨大なニシキヘビの姿が映っており、その大きさを物語っています。

この件に関しては、ネット上で「心を込めて市民に寄り添う姿勢が伝わってくる」「サトポルPPや消防隊にはこれからも先頭に立ってほしい」といった感謝と敬意のコメントが寄せられていました。

Text by 本間才子