負傷者リスト入り中の佐々木朗希 海外メディア「身体的な問題だけではないかもしれない」 

AP Photo/Ross D. Franklin

2025年6月12日現在、メジャー1年目にして右肩のインピンジメント症候群のため負傷者リスト入りとなっている、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希選手。

【画像】ドジャース専属カメラマンが撮影した佐々木朗希のベンチ裏

アメリカメディア「MOTORCYCLE SPORTS」は、大谷翔平選手が3度のライブBPをこなし着々と投手復活に向け準備を進めるなか、「佐々木選手の状況は依然として不透明だ」と伝えています。

佐々木朗希の動向は?

また完全に痛みがなくなったとしても、「完全復帰に必要な自信と集中力を取り戻さなければならない」と同メディア。

チームのマーク・プライアー投手コーチもインタビューのなかで、投球能力に自信を持つ必要性を強調しました。

慣れないメジャーリーグへの適応に苦労するのは誰しもが通る道ですが、それに加え制球力への課題を考えると、「先発ローテーションへの復帰は当初の予想よりも複雑になる可能性がある」と報じています。

ほかにも「The Sporting News」は、プライアーコーチが彼の現状について「進展していない」と示唆。

「自信を持ってボールを投げられる状態に到達する必要がある」とコメントしたことに触れています。

コーチは「進歩をさらに加速させるための十分な強度を備えるまでには至っていない」とし、現段階では軽いキャッチボールをしているだけで、力を入れてはいない状態であることも明かしました。

メディアは「彼の問題は身体的なものだけではないかもしれない」と不安視しており、「今シーズン中にドジャースの先発ローテーションに復帰できるかどうかは不透明である」と述べました。

Text by 春野 なつ