「歩くのもやっと」のはずが… 高齢女性がヘビ回避で見せた驚異の身体能力
画像はイメージ(Flicker/ Joegoauk Goa)
タイ東北部の住宅で、80歳の女性が驚異の身体能力を発揮し、身を守るという出来事がありました。
【動画】「歩くのもやっとだったのに、梁にしがみついてる」ヘビに驚く高齢女性
この出来事は、「MustShareNews」など複数のメディアで取り上げられています。
ヘビから逃げるべく取った行動に驚きの声
動画には、床に現れたヘビを、近隣住民のマン・タームサックさんが捕まえようとする場面が映し出されます。
カメラが階段の方へ向くと、なんと高齢の女性が梁にぶら下がり、宙に浮いているという驚きの光景。
女性は足を胸元まで引き寄せ、両手で梁にがっちりとしがみついており、周囲には驚きと笑いが入り混じった声が響いています。
この動画を投稿したタームサックさんは、「歩くのもやっとだったのに、今は梁にしがみついてる」とコメントし、高齢女性の想像を超える行動に驚きを隠せませんでした。
梁にしがみついていたのは、近隣に住む80歳のカンコンさん。
彼女はヘビを見た瞬間にパニックになり、とっさに跳び上がって梁につかまったといいます。
「どこからこんな力が出たのか、自分でも分からない。とにかく怖かった」と、当時の状況を振り返っています。
タームサックさんによれば、出現したのは毒を持たない種類のヘビで、自ら素手で捕獲を試みたとのことです。
この出来事に、SNSでは「ラットスネークではないか」とする声が多数寄せられました。
ラットスネークは、アジアや北米など広範囲に分布し、最大2.5mを超える大きな個体も確認されています。
主にネズミなどを捕食し、人に危害を加えることはほとんどありません。
SNSのコメントでは、「おばあちゃん、体力あるね」「なんて力強いんだ!」といった驚きの声が殺到したほか、「バンコクは浸水が増えてるから、ヘビもネズミも人と一緒に暮らすようになる」「2050年には街が水の底かも」といった、環境への懸念を示す意見も投稿されています。




