右肩を痛めた佐々木朗希 海外メディアは「負傷前から万全の状態には見えなかった」と指摘
AP Photo/Ross D. Franklin
2025年6月5日現在、メジャー1年目にして右肩のインピンジメント症候群のため負傷者リスト入りとなっている、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希選手。
今シーズン、8試合に先発登板し結果は1勝1敗、防御率4.72、奪三振24という成績を残していました。
アメリカのスポーツメディア「Sports Illustrated」は、地元紙「Los Angeles Times」のコラムニスト、ディラン・ヘルナンデスさんの佐々木選手に関するコメントを紹介しています。
佐々木朗希について海外メディアが論評
すでにキャッチボールを再開したとも報じられている佐々木選手に関し、「6月下旬までの復帰を目指している」とヘルナンデスさん。
「“打てない”で知られるスプリッターが武器の日本人速球投手は、MLBデビュー初年度から本来の姿をまだ発揮できていない」と伝えています。
故障者リスト入りする直前のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦では、4回を投げ、2四球、5安打で自責点5を許したうえ、2本のホームランを打たれたことにも触れました。
「それは悪夢のようだった」と厳しく評し、続けて「その時点で痛みがあったことが後に分かり、それがあのようなパフォーマンスに繋がっていた可能性がある」と言及。
しかし「負傷する前から決して万全の状態には見えなかったため、復帰後にどのような活躍を見せてくれるかは誰にも分からない」と述べています。
さらに「マイナー降格させるべきという声もあるが、彼の復帰後のパフォーマンス次第で、その答えが出るだろう」とコメントしました。
「全ては復帰後の投球にかかっている」というプレッシャーもありますが、まずはしっかりとリハビリをこなし、万全の状態にまで順調に回復してほしいですね。




